不要になったタブレット端末の7つの処分方法

タブレット端末の調子が悪くなったり、新しいものに買い替えたりしたことで、現在使っているタブレットを処分したいと思うことがあります。ただ、生活ゴミなどと一緒に捨てるわけにはいかないため、どうしたら良いのか迷ってしまいます。実は、タブレット端末は以下の方法で処分することができます。

タブレット端末をゴミとして処分する方法

単に、タブレット端末を捨てたい時は以下の方法があります。

1)自治体による回収

タブレット端末が「小型家電リサイクル法」の対象商品の場合は自治体で処分してもらえます。区役所や、図書館・公民館などの公共施設には「使用済小型家電拠点回収ボックス」というものが置かれています。そのボックスに不要となったタブレット端末を入れるだけでOKです。

窓口に行ったり、申込書を書いたりする必要はありません。回収されたタブレット端末は資源としてリサイクルされます。一般的な大きさのタブレット端末であれば、回収口の穴に入らないということはありません。

2)家電量販店による処分

家電量販店でも「小型家電リサイクル法」に則り、不要なタブレット端末を処分してもらえます。処分方法は基本的に自治体と同様、店頭に置かれている回収ボックスにタブレット端末を入れるだけです。処分費用はかかりません。なお、店舗によっては引き取りに来てくれるサービスが提供されていますが、その場合は当然手数料を取られます。

3)メーカーによる処分

タブレット端末に「PCリサイクルマーク」が付いている場合は、製造メーカーに回収してもらうことができます。メーカーの担当窓口で回収の申し込みをすると郵送用の伝票が送られてくるので、タブレット端末を梱包した段ボールに伝票を貼り付けて発送します。なお、メーカーへの発送による処分の場合は原則として、費用がかかりません。

4)廃棄物処理業者への持ち込み

小型家電をリサイクルしてくれる業者が近くにある場合は持ち込んでみるのも良いでしょう。タブレット程度であれば数台あっても自分で運搬できるはずですので余計な経費がかからずに済みます。

また、業者によって違いがあると思いますが、粉砕など中のデータ処理まできちんとしてくれるところもありますのでいくつかあるようでしたら事前に調べてみるのも良いですね。

各社のホームページには以下のような取扱品目が表示されていると思いますのでパソコンやノートパソコン、パソコン部品などの記載があるのがベターですね。

出典:小型家電リサイクル・処分回収なら | 茨城県・埼玉県の産業廃棄物処理-やまたけ

タブレット端末を売却して処分する方法

タブレット端末がまだ使用可能な場合は売却して処分する方法を採れます。

1)キャリアショップによる下取りで処分

docomoやau、Softbankなど、キャリアショップでタブレット端末を購入した場合は、購入店舗で下取りに出すことができます。下取りの場合は機種変更や新規契約などが条件となり、新たな商品の購入金額から下取り金額を割り引いてもらえたり、下取り金額分のポイントを付与してもらえたりします。

ただし、タブレット端末が以下のような状態になっていると、下取りを拒否されることがあります。
・初期化されていない
・基盤が断裂している
・改造されている
・メーカー保証の対象外の商品である
・本体に不良や不具合がある

2)リサイクルショップへの売却で処分

タブレット端末はリサイクルショップに売却することができます。

リサイクルショップへの売却は以下の手順で簡単に終わります。
1]タブレット端末のメモリやデータを消去(初期化)します。
2]リサイクルショップにタブレット端末を持ち込んで査定してもらいます。
3]査定金額に同意すると、その場で査定金額分の現金を受け取れます。

なお、タブレット端末は裸で持ち込むのではなく、購入時の箱や付属品なども持参すると、査定金額が高くなります。ただし、破損や動作不良があると、買い取り不可となる可能性があります。

3)ネット上のフリーマーケットへの売却で処分

キャリアショップへの下取りや、リサイクルショップでの売却では、傷や動作不良があると下取り価格が大幅に下がったり、買い取り不可となったりすることがあります。ところが、メルカリ(フリマアプリ)なら傷や動作不良があっても、ジャンク品として売れる可能性が残されています。

また、メルカリなら面倒な手続きをしたり査定を待ったりする必要が無く、自宅にいながらにして出品販売ができます。

ただし、以下のようなタブレット端末の出品は禁止されています。
・契約が残っている(SIMカード単体含む)
・初期化されていない
・アクティベーションロックやGoogleロックが解除されていない
・ネットワークの利用制限がかかっている

メルカリでタブレット端末を売る手順は以下の通りです。
1]タブレット端末の状態が分かるように、様々な角度から撮影します。
・表面・裏面・側面
・電源を入れた画面
・外箱や付属品
2]商品の詳細な説明文を作成します。
・機種名
・本体のカラー、画面のサイズ
・ストレージの容量
・製造番号(シリアル番号)
・通信方式(セルラーモデル/Wi-Fiモデル)
・SIMカード(SIMロック解除済/SIMフリー)
・付属品など
3]買い取り条件を記載します。
・配送料の負担
・配送の方法
・発送までの日数など
後は、買主の出るのを待つだけです。

ちなみに、タブレット端末を処分する場合は以下のことに注意が必要です。
1)データのバックアップ、個人情報の削除
2)バッテリーの取り外し
3)未払い料金の確認

1)データのバックアップ、個人情報の削除
処分する前には必ずデータのバックアップを取ってから、データは消去します。なお、手動でデータを削除しても消し忘れの残る可能性があるため、処分する際は必ずタブレット端末を初期化しておきます。

2)バッテリーの取り外し
バッテリーを入れたまま廃棄すると、ゴミ収集車の中で発火する恐れがあります。

3)未払い料金の確認
タブレット端末を処分する前に、未払い料金の確認を忘れずに行います。タブレット端末を分割払いで利用している場合は、処分しても料金は発生します。また、処分したとしても、契約を解除していないとずっと料金が発生します。

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